関越歯科 blog

やっと熱が下がりました。

火曜日から発熱をしてしまい今日やっと熱が下がってきました。明日は田端先生にお電話して次の学術講演を引き受けなければ・・・と思ってます。題目はminimally  invasive surgery 　最低の侵襲の外科手術です。僕は痛みのないインプラント手術が得意です。ですからこのお話をしようかと思います。ノーベルガイド　シンプラント　i-catなどのお話になると思います。専門的なお話ばかりになってしまいましたね

インプラントはどれでも同じではありません。

昨日安いインプラントのお話を聞きました。安かろう悪かろうではないかと思います。世界の４大インプラントを使えば「材料費」などがあるからどこかで手を抜かなければ安くはなりません。いわゆる手抜き工事ですね。一番よくあるのは型は普通にとって上部構造を保険と同じやり方で作るという方法。このようなやり方はインプラントの権威は絶対にやりません。

本当に困ったものです。しかしこのやり方を推奨しているメーカーがあるので歯科医師にも同情の余地があります。ただ、臨床に出て１０年もたたないインプラントを信用できるのでしょうか？

やはり歴史のあるインプラント、臨床例の多い治療法、を行ったほうがいいのではないでしょうか。

また、入れ歯とか基本的な治療の上手なところでインプラントをやってもらった方がいいと思います。最近「患者数が減ったからインプラントを始める」という歯科医院が増えていますから要注意です

本日インプラント手術をいたしました。

　上顎2本の症例です。うまくいきました。

上顎の骨の少ない患者様でしたがoamを使い、問題なく手術が終わりました。骨が薄くて少なかったので骨を造成いたしました。うまくいってよかったです。この手術は、普通のやりかたではできないものです。サイナスリフトまたは骨移植が必要になることが多いです。しかし私は大口式の手術法の認定医ですので問題なく、そして骨移植をすることなく１回の手術でおわりました。患者様にやさしい術式を選択しました。患者様のためのインプラント治療ですがこれはこのインプラントの開発者でありますブローネマルク先生と日本のインプラントの父小宮山先生がいつもおっしゃられていることです。師匠に感謝してます。

本日は学会に参加してまいりました。

　

ＣＴについて学んでまいりました。ＣＴは医家用のものがいいようです。その理由は骨の硬さがわかるからです。これがわかると即時加重ができます。これは入れ歯になるようなケースには最適であると考えております。ちょうどそのようなケースがありますのでＨＰをみてください。即時加重　抜歯直後埋入　即日完成インプラント　です。これは医科用のＣＴでとりました。必要に応じてＣＴを撮り、治療計画をたてるとこんな治療ができます。ただしかなりの経験が必要です。やはりインプラントの認定医をもっているくらいでないといけません。

今回の保険改正について。

テレビで開業歯科医師の5人に1人が年収３００万以下という報道がありました。保険治療の診療収入があまりにも低いのでこのようなことがあってもおかしくないと思います。前回の保険改正で医療費１２００億円も削減されたわけです（医科歯科全体）。そしてそのうちの７００億円を歯科医師が負担したのをご存知の方は少ないと思います。全体の医療費の８％しかない歯科医師が６０％の削減を引き受けるとはおかしなことでした。だから今年は少しだけよくなったようです。安定した歯科医療をするためには医科と歯科の収入の格差（およそ倍のひらきがあるわけですが）ここを改善していただかないと困ります。ただ歯科医院の経営がきびしいというのを知ってか知らずか患者様が気を使っていろいろな差し入れを持ってきてくださる時があります。これって赤ひげ先生みたい・・・ですか？