関越歯科 blog

旧義歯の改造

旧義歯の改造というのはもともと使っていた入れ歯の形をなおしていくことです。

このケースでは入れ歯の長さが足りないので延長いたしました。延長すると気持ち悪くなるのではないかと思う方もいるかもしれませんが、この後に違和感のないように型をとっていくので大丈夫です。やり方はティッシュコンディショナー（ポリグリップのようなもの）の適度な弾力性を使って食事などをしてもらいながら型をとっていきます。このようにして違和感のない形を作っていきます。上顎の入れ歯が緩い原因はこのあたりの長さが足りないということがあるからです。ティッシュコンを使わない方法ですと型を正確にとれないので一般的には入れ歯を短く作る傾向があるようです。

暑い日が続きますね

暑い日が続いています。日本一暑いと評判の熊谷に近いためかとても暑く感じます。熱射病には気をつけましょう！

今待合室で流しているDVDが好評です。同じもののURLが先週更新したブログに添付されていますが今回はその解説を行いたいと思います。

「入れ歯はなかなか合わない」という患者様のお声をよく耳にしますが、私は「正確な臨床を行えばきちんと結果を出せる」と考えております。そうするためにまず必要なことは患者様と向き合うことだと思います。患者様自身が歯がないことでどんなことを感じていらっしゃるのか、また、今使っている入れ歯のどこが不満であるのかということをしっかり伺います。そして「昔はこの入れ歯でよく咬めたけど今は咬めなくなった」「歯を抜いたら咬めなくなった」「この前に作った入れ歯は咬めた」というお話から咬めなくなった原因をつきとめます。そして調子の良かった入れ歯があればその入れ歯のよいところを残し、悪いところを改善するという風に行います。これは専門家が言う「旧義歯を改造する」というやり方です。このやり方実は日本にはもう２０年くらい前から入ってきていますが不思議とあまり行われていません。私はその理由を分析し、この方法をよく理解して行っております。

待合室に説明用DVDを流しています

ここのところ忙しくなって患者様とお話する時間があまりとれていません・・・というお話をしましたがその対応策のひとつとして待合室に説明用のビデオを流すようにしております。

今流れているのは「入れ歯の型の作り方」です。入れ歯の作製方法は３０年以上も前に開発者バウンド先生により完成されていました。日本にも紹介されましたが保険診療には導入されませんでした。日本では桜井式として有名な桜井先生がこの方法の実践者です。桜井先生はご自分の歯を全て抜いてから入れ歯を作るという自身の体験からこの方法を紹介したのですから説得力があります。

僕が桜井式を知ったのは今から２０年前です。その時は手探りの状態でしたが今では自信をもって入れ歯の治療をしております。それは２０年前にはなかったイボカップ　DS 　重合君　など新しい入れ歯制作用の機材が開発されたからということもありますが、やはり一番はこれまでの臨床経験と自信をもって言えるでしょう。

当医院の入れ歯成功率は限りなく１００％に近いからです。

DVDをご覧いただけます。

http://www.kanetsu-shika.com/syourei/inpuranto1.html

新しいこと始めました。

患者様に治療方法を見て頂けるようビデオを作りました。

インフォームドコンセントを大切にしておりますが患者数も増えてお一人お一人に納得頂けるまで話し合うとなると時間が足りません。ですから私の治療方法をビデオで見て、知って頂こうと考えました。待合室で流しておりますのでお待ち頂いている間に見て頂けます。ホワイトニング、矯正、インプラント、入れ歯など患者様が興味のありそうなものに絞って作製いたしました。ホワイトニングはHPでも流しておりますのでよろしかったら見てください。コメントも頂けると嬉しいです。

http://www.kanetsu-shika.com/syourei/sinnbi.html